FANDOM


三宅 しのぶ(みやけ しのぶ)は高橋留美子による漫画およびそれを原作としたアニメ『うる星やつら』の登場人物の一人で初期のヒロイン。アニメでの声優は島津冴子。『CRうる星やつら3』では西村ちなみ、『パチスロうる星やつら2』では植田佳奈。

設定・特徴 編集

メインキャラクターの一人。星座はてんびん座で作者の高橋と同じである。友引高校に通う女子生徒。初登場時は1年4組、後に進級して2年4組に在籍。2年生の時はクラスの書記を務める。高校1、2年ともに諸星あたるの同級生で、幼馴染。登場当初はあたるの恋人であった。しかし、あたるとラムの関係を目の当たりにしているうちに、次第にあたるを奪い返そうという気持ちは薄れ、恋愛感情は立ち消えた。面堂終太郎登場以降は、面堂にご執心である。 セーラー服の似合う清楚な美少女である。2年4組の男子による美女投票でも第3位、ミス4組とされている。おかっぱ頭で、クラマと初対面の際に座敷童子と間違われている。 身長は小柄で、男の中では中肉中背の部類のあたるより頭半分ほど低く、ラムより少し低い。 完全アニメオリジナルストーリーの「しのぶのシンデレラストーリー」では初の主役となる。彼女は長い独り言や妄想ぐせが比較的おおくとくに後期になるほどそれがアニメでは目立つようになり、シリアスなキャラクターとなっていく。星座はてんびん座(作者の高橋と同じ)。 アニメでは「男なんてー!」が口癖のイメージが強いが、原作では「ツノる思いが地獄を招く」においてラムが変装した女子に言い寄るあたる・面堂に対して「男なんて男なんて、みんな同じだわ。」といって机を投げたシーンで1度発しただけである。面堂登場以降は、ラム・あたる・面堂と4人で行動している姿がしばしば見られる。 なお、原作第18話「さよならをいう気もない」において、あたるがアホな方と真面目な方に分離した際に、アホな方から「色気がねぇ女」と言われて引掻いている。また、ラムからも色気がないと思われており、原作の「妄想フーセンガム」においてあたるに対する罠を仕掛ける際に色気がないことを考慮して偽者のしのぶを作っている。 なお、 初期の短期連載期の話(第話「系図」)に、10年後にしのぶとあたるが結婚して子供(諸星こける)が存在している“未来”が描かれたが、後に、「運命製造管理局員・因幡」の登場の連作エピソードにより、この未来も「複数ある未来のうちのひとつだった」(「少年サンデーグラフィック・うる星やつら完結編」における高橋留美子本人の談)と定義づけられ、結果、因幡登場連作の最終話「明日をもういっちょ!」において、因幡の上司にあたる管理局員たちの手により、ドアの向こうに展開される“運命”は全て一度破壊(リセット)されてしまった。

特技 編集

当初は、周囲の人々も公認しているあたるの恋人として登場。あたるが地球の命運を賭けた鬼ごっこの鬼に選ばれたとき、あたるに「勝ったら結婚しよう」と告げて奮起させた。これを受けて、あたるが「結婚じゃー!」と叫びつつラムを追いかけたため、ラムはあたるに熱烈に求婚されたと勘違いすることになる。 こうした経緯から、作品初期はあたるを巡ってラムと三角関係にあり、しのぶにあてつけるように人前で公然といちゃつくラムの挑発的な言動に敵対心を抱いてライバル視していた。トラブルを引き起こす主な要因でもあった。 鬼ごっこに勝ったら結婚しようと告げたり、第4話「あなたにあげる」においては家出したあたるに対し、テレビで自分と駆け落ちするよう呼び掛ける大胆さも見受けられる一方、邪魔者であるラムが現れない(原作第15話「いまだ浮上せず」など)時にあたると2人きりになっても、しのぶ本人は純潔を守るこだわりをみせていた。 ラムがタイムスリップし小学1年生のあたるに会いに行った際には、ままごとを持ちかけるなどあたると親しくし、またあたるに微笑みかける「虎縞ビキニの美人なお姉さん」に嫉妬し、あたるをお菓子で釣ろうとするなど、すでに小学1年生にしてあたるの扱いに慣れている描写がある。 しかしあたるはどれだけ尽くしても、虫ピン一本しのぶにくれたことがない状況であり、おまけにラムはあたるを拒絶しないと一方的に思い込んでいたために、次第に「愛想がつきた」と発言したり、原作第9話「憎みきれないろくでなし」においてラムを拒絶しない心が分からないと言ったりと、段々恋心は薄れてゆく。ついには面堂終太郎登場時に彼に一目惚れし、あたるに愛想を尽かしたため恋人関係は解消した。(ただし面堂はラムに惚れているため進展がなく、言い寄るあたるのことも完全に拒絶することはなかった)。あたるもしのぶが面倒に惚れてすぐはショックを受け、「浮気者、裏切者」となじったり、「大金持ちの面堂と結婚できても面堂家では女中扱いされて不幸になるだけ」と思い直させようとしていたが、やがて彼の中でのラムの立ち位置が大きくなっていったため、しのぶへの執着は薄れていく。 面堂に惚れ込んでいるはずであるが、面堂がウイルスに感染して顔面に変な痣が出た際に「あなたから顔の良さを取ったら何が残るの?」と言い放って嘲りながら去って行ったり、面堂が寝小便をしたと勘違いして幻滅した際には元カレのあたるに泣きついたりと、存外薄っぺらい言動もしばしば描写されている。 あたるがラムに好意を持つようになって以降(週連載開始後)は、ヒロインとしてではなくメインキャラクターの一人としてその存在を確立する。面堂、あたる、ラムとハイキングや海水浴に行くことが多く、これにサクラが加わることも度々である。仲の悪いあたると面堂ではあるが、ラムとしのぶが緩衝材になっている側面も大きい。 なお、あたるはしのぶをハーレム構想の要員の一人と認識し毎回セクハラを仕掛けるが、しのぶにその気がないために撃退されるのがお決まりとなる。また、あたるはバレンタインデーからチョコをもらえる相手として勘定に入っているが、しのぶの方はわざわざ用意しようとはしていない。 あたる以外の男運は悪く、彼氏であったあたる以外には原作第2話で鏡から出てきた悪魔に言い寄られたのを皮切りに、仏滅高校の総番などの変態や、男女である藤波竜之介、動物(純情キツネなど)といった「普通の人間の男性以外」の存在から好意を持たれるケースが多い。なお、サクラの婚約者である尾津乃つばめと結婚すると不幸になる(「テンからの贈り物」より)らしいが、どう不幸になるかは劇中では語られていない。 「明日をもういっちょ!」において、因幡の上司にあたる管理局員たちの手により破壊された運命の中では、面堂がラムと結婚している未来があっても、しのぶが面堂と結婚している未来はなく、またラムが面堂と結婚した未来ではオールドミスになっている。最終的には物語終盤で登場した運命製造管理局員の因幡と互いに好意を寄せ合い、彼と共に“幸せな恋”を肥料とする時空の花を満開に咲かせた。その後は因幡とコーヒー店で一緒にお茶を飲んでいた。 なお、初期の短期連載期の話(第13話「系図」)に、10年後にしのぶとあたるが結婚して子供(諸星こける)が存在している“未来”が描かれたが、後に、「運命製造管理局員・因幡」の登場の連作エピソードにより、この未来も「複数ある未来のうちのひとつだった」(「少年サンデーグラフィック・うる星やつら完結編」における高橋留美子の談)と定義づけられ、結果、因幡登場連作の最終話「明日をもういっちょ!」において、因幡の上司にあたる管理局員たちの手により、ドアの向こうに展開される“運命”は全て一度破壊(リセット)されてしまった。 余談だが、「き・え・な・いルージュマジック!!」の回でしのぶはファーストキスをあたるとはしていないと判明する。ラムが作った唇が引き合う口紅をあたるがクラスに持ち込み大騒ぎになった時にしのぶは自分のファーストキスを守るために奮闘していた。(このころはもはやあたるへの関心はゼロであった。)が、不幸にも同性の藤波竜之介と唇が引き合いキスしてしまう。ゆえに彼女のファーストキスの相手は藤波竜之介である。(竜之介のファーストキスだったかは不明。) 男装している藤波竜之介とは総番の目をごまかすための偽装デートをしたこともあったが、終盤で竜之介には許嫁の潮渡渚が登場し、しのぶには因幡が現れため二人が道を踏み外すことはなかった。

名前の由来 編集

名前は初代の担当編集者で、現・小学館取締役の三宅克(しのぶ。男性)に由来するといわれているが、三宅本人は「偶然の一致かも(笑)」と話している。 また女好きで有名なあたるは、当初は「不吉な人相を持ち、受難の星を背負う人物」というスタンス故に、不吉な数字である「4」と縁があり、先述の所属クラスが1、2年ともに4組で、しのぶに振られた舞台が「四ツ橋」、ラムと鬼ごっこをする時に着けていたゼッケンが「4番」、あたるの誕生日は牡羊座(つまり4月)と大変くどいレベルで「4」に縁があるので、しのぶの名も「し(4)のぶ」というゴロから来ている側面もある。

家族 編集

母親は若干ふくよかな体型であり、しのぶ本人も太りやすい体質と自覚している。そのため細身の体型維持のために食事も節制しており、エクササイズも欠かせない。 なお、父親はやせた温泉マーク先生タイプのキャラクターで短期連載時の原作第14話「あやつり人形」のラストで、あたるに風呂を覗かれた(不可抗力であったが)しのぶの悲鳴を聞きつけ、ゴルフクラブを持って駆けつけている。

しのぶの呼称一覧 編集

名前しのぶを呼ぶ際の呼称しのぶに呼ばれる際の呼称
あたるしのぶあたるくん
ラムしのぶラム
面堂しのぶさん面堂さん、面堂くん
竜之介しのぶ竜之介くん
コースケしのぶコースケくん
テン(しのぶ)ねえちゃんテンちゃん
錯乱坊しのぶチェリー
サクラしのぶサクラ先生
あたるの母しのぶちゃんおばさん
温泉マーク三宅先生
花和不明先生
校長しのぶくん校長
竜之介の父不明おじさん
クラマ座敷童子クラマ
因幡しのぶさん因幡さん
総番しのぶさんばけもん
つばめ不明つばめさん

注記 編集


広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。